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2023/07/17

ゴヤール トートバッグの修理事例

ブランドバッグ・ソファ・ジャケット・靴など、

革製品のお悩みならなんでもおまかせ!の
革製品修理専門店「革研究所 広島店」です。
 
本日はGOYARD(ゴヤール)トートバッグの修理をしました。
 
こちらのGOYARD(ゴヤール)のトートバッグ、大流行しましたよね。
その大流行の時期から一定の時間が経過したからでしょうか、
同じようなお悩みのバッグのご依頼が沢山あります。
 
今回のトートバッグの症状も、沢山ご依頼がある中の一つ。
持ち手の側面の塗料が劣化し、ベタベタになっています。
この症状でお悩みの方は本当に多いと思います。
 
革の裁断面の事を「コバ」といいます。
革製の今回のようなバッグなどの場合、
持ち手の側面の部分がその「コバ」に当たります。
このコバ部分の処理方法は色々とありまして、
磨く、磨いた上でコバ専用の塗料を塗布するなどが
代表的な処理でしょうか。
 
今回ご依頼いただいたGOYARD(ゴヤール)のバッグは、
持ち手部分にコバに塗料が塗ってあるタイプです。
その塗料が様々な要因で劣化し、ベタつきにつながっています。
海外製品を日本で使用する場合にはついて回る問題なのですが、
どうしても海外の塗料の成分が日本の湿度には合わないようです。
バッグが作られた、GOYARD(ゴヤール)で言えばヨーロッパですが、
そちらの地域の気候では問題がないと思いますが、
こればかりは仕方がありません。
 
そこで革研究所広島店でこのような症状のバッグを修理する場合、
まず既存のコバ塗料を丁寧に全て剥がします。
そして該当部分を綺麗にしてから、
日本製のコバ塗料を新たに塗って仕上げていきます。
日本で作られているものですので、
勿論日本の気候にバッチリ合ったものになっています。
 
写真で見ていただいてわかる通り、
とても綺麗な仕上がりになりました。
後は常に手が触れる部分ですので、
油分などに気を付けて日々手入れをされつつ
また長く使っていただけたらいいなと思います。
 
《内容》
製品:トートバッグ~GOYARD(ゴヤール)
状態:持ち手の側面、コバのべたつき
施工:劣化した塗料を除去した後、新たに塗装
 

 

 

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